アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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Xデーは来るのか? 注目の不動産会社脱税疑惑の一端とされる「迎賓館」

本紙で何度も報じて来たこの疑惑、注目の不動産会社会長が中川秀直自民党前幹事長と極めて親しい仲ということで、影響を懸念して参議院選挙後に持ち超されたとの見方があることも既報の通り。そうなると、そろそろということか……。  その疑惑の内容は脱税で、すでに国税局の強制捜索は行われており、その中身が余りに悪質、かつ大物政治家への不透明なカネの流れも洗っているとの観測も流れ、Xデーありと社会部記者の間では注目されている。  そんななか、具体的な疑惑の一端と思われる事実を掴んだので以下報告しておこう。  それは会社用の「迎賓館」(写真=ビルの表札部分)とされながら、しかし実態は経営者一族の自宅としてのみ使用されているという疑惑。  東京都港区西麻布に「迎賓館」(上写真=建物全体)という表札のかかった5階建てのリッパなビルが建っている。関係者によれば、屋上にはプールもあるという。  これだけ聞けば、ABCホームが大事なお客を接待するための施設と思われるが、実態はまったく違うという。 「塩田大介夫婦、兄夫婦と子ども、姉、お父さん、お母さんといった一族が使用しているんです。空いている部屋にはビリヤード台が置かれたり、カラオケルームになっていますが、プールと併せ、いずれも私的な使用に限られています」(事情通)  この「迎賓館」、約3年半前に塩田大介氏が購入。その際の抵当額は総額2億2100万円。  それだけなら問題ないのだが、その後、さらに追加で抵当権が設定される。その総額は5億5000万円。しかも、債務者は塩田氏個人ではなくABCホームなのだ。  さらに道路を挟んですぐ前には駐車場(下写真)があり、こちらはABCホームの所有で、2億1330万円の抵当権が設定されている。  では、この駐車場は誰が使用しているのか。  実は一族の自宅とそのすぐまん前の駐車場の横は、本紙既報の「トップワン」(ABCホーム元社員の戸塚大輔氏が社長)所有ビルで、その一階の飲食店を切り盛りするのは塩田氏のお姉さんであり、銀座のクラブ「S」のナンバー1売れっ子だった奥さんもよく手伝いに出ているという。塩田氏個人の車(中写真=ナンバープレートの数字を「1」に揃えるのが好きとのこと)や、お店のお客用にも使用されているそうだ。  そんなことから、関係者の間ではトップワンは実質、ABCホームのダミーと見られているのだが、ここで指摘したいのはなぜ、一族の私的な使用場所が会社所有だったり、債務者になっているのかという公私混同ぶり。  当然、国税局はこうした事実も把握し、結論を下そうとしていると思われる。…

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