アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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東京都知事候補・渡辺美樹ワタミ前会長の住民基本台帳法違反以外の疑惑

本紙は3月9日、都知事選に立候補(3月24日告示。4月10日投票)した、東証1部「ワタミ」の創業者で前会長、渡辺美樹氏(=冒頭写真。51)が長年に渡り、自宅を知られたくないと、意図的に転居届けを出してなかったことが住民基本台帳法違反に抵触する可能性が高いことを報じた。
政治家を志す者が、法律を守らないなど、そもそも候補者の資格を有するのか疑問に感じたからだ。
だが、渡辺氏の疑惑や問題はこれだけに止まらない。
「週刊朝日」が約1年前に連載で報じた不倫疑惑もそうだ。
渡辺氏は学校法人「郁文館夢学園」(=横写真。東京都文京区)の理事長も務めるが、学内の女性と不倫関係にあったというのだ。渡辺氏本人は完全否定しているが、渡辺氏と、その相手女性の両方とこの問題でやりとりしていた第3者のメールという物証がある(渡辺氏はメールは偽造と主張)。
さらに、前回紹介した横浜市南区の現在は韓国料理屋と書道教室に貸している2階建て建物が、市税未納のため、昨年10月、差押えを受けていたことも発覚している。約3週間後、納付し、差押えは解除されたが、ごく最近の話であり、不倫疑惑に加え、なおさら都知事候補者として疑問が付くと言わざるを得ない。

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