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<主張>「津波は天罰」石原都知事がまた暴言――都知事選への出馬をやめるべきだ

 石原慎太郎・東京都知事が3月14日、記者団に「津波利用して我欲を洗い落とす必要がある。日本人のあかをね。やっぱり天罰だと思う」と発言したことが報道された(左写真は本日の「朝日」記事)。
政治家としての資質以前に、一人の人間としての資質が問われる暴言だ。本日、さすがに言い過ぎたと思ったのか、「行政の長であります私が使いました天罰という言葉が被災者の皆さま、国民、都民の皆さまを深く傷つけたことから、発言を撤回して深くおわびいたします」と謝罪はしている。だが、謝罪して済むような問題ではない。
東日本大震災から5日が経過した今、3105人以上の死亡が確認され、安否不明は1万5833人以上にのぼっている。約57万人が避難生活を強いられ、不安な毎日を送っているのだ。ほんの少しでも被災者、犠牲者への想像力があるならば「天罰」などという発言は出て来ようがない。まして、今現在、石原氏は1300万人の東京都民の命を預かっている立場である。その自覚があるとはとうてい思えない。

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