アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

民再申請した「福岡センチュリーゴルフクラブ」に重大疑惑浮上

 昨年6月、日本女子プロツアーの開催地(ヴァーナルカップなど)としても知られる同名ゴルフ場を運営する「福岡センチュリーゴルフクラブ」(福岡県福岡市)、関連会社「創栄」(朝倉市)が民事再生法を申請。両社の負債総額は計約425億円で、九州地区で100億円以上の負債額は実に2年ぶりという大型倒産だった。
だが、本紙が注目したのはそんな理由ではない。
この「福岡センチュリーゴルフクラブ」の代表であり、「創栄」のオーナーでもある上杉昌也氏(68)を過去に取材したことがあるからだ。
冒頭に掲げたのは、本紙・山岡が95年に取材・執筆した『噂の真相』(95年6月号)の記事。
 そう、上杉氏は部落解放同盟委員長だった上杉佐一郎氏(故人)の弟(ただし異母兄弟で25歳下)で、解同の名前を勝手に利用して伸してきた疑惑がある人物。そうした過程から人脈は表はむろん裏世界の大物にまで及び、今回の民再申請に際しても、そうした人脈やその知恵を悪用し何かしらの不正などがないかと思ったからだ。
ちなみに、上杉氏は景気が良かったころは芸能人とのつきあいがハデで、このゴルフ場にはビートたけし、松山千春、松方弘樹、山城新伍なども招かれプレーしたことがある。また、美空ひばりが死去した際、遺産相続を一切取り仕切ったことでも知られる。

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