本日の「朝日」が一面トップで、パチスロ大手「ユニバーサルエンターテインメント」(旧名アルゼ。東京都江東区。6425。JQ)のフィリピンでのカジノ事業進出にあたり、カジノ免許の許認可権を持つフィリピン政府高官らに対し接待を行っていたこと、現在、これら疑惑につきフィリピン国会が公聴会を開いており年明けには岡田和生会長も公聴会に呼ぶ予定であること、さらに米FBIも捜査を始めている模様と報じた。
本紙はFBIが捜査を始めている件、さらにフィリピンでのカジノ事業進出にあたっては計900万円の接待だけでなく、3500万ドルというケタが3つも違う不透明な巨額資金が送金されている件をいち早く報じ、これに対し、アルゼが本紙と山岡個人に共同して計1億円の損害賠償などを求め提訴している。
だが、「朝日」も2面で、この3500万ドルの一部、1500万ドルにつき「不明朗な巨額送金も」との見出しで大きく報じている。