ラーメンチェーン「どさん子」などを経営するジャスダック上場「ホッコク」(東京都中央区)の吉田泰昌前社長(冒頭左写真)が逮捕されたことは本紙でも既報の通りだが、その吉田容疑者と、本紙が徹底して疑惑を追及しているタイ投資ファン「APF」の此下益司会長(冒頭右写真)が、極めて親しい関係にあることが関係者の証言などからわかった。
吉田容疑者は個人的に、APFに資産運用してもらっていた可能性もあるという。
それより何より、吉田容疑者はAPFのある投資案件で仲介していたというのだ。
APFといえば、東証2部のゴム製品老舗「昭和ホールディングス」(千葉県柏市)の経営権を握ったことから一躍有名になったわけだが、その際、昭和ホールディングスの株取得には傘下の「明日香食品」(大阪市生野区)などのホールドカンパニー「明日香野ホールディングス」(同)を使った。