アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

記事を書いたら民事・刑事を検討とイキナリ恫喝――「ブックオフ」の業績に関する疑惑

中古本販売首位で、東証1部の「ブックオフコーポレーション」(相模原市)ーー売上、利益とも年々伸ばしており、これだけ見ればいかにも順調だ(冒頭写真=ブックオフの店舗)。
だが、昨年9月末を持って、「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(CCC)が展開するTカードとの提携(下左写真=そのカード)を解消。
それまでは、ブックオフ店舗とツタヤが同居(下右写真)し、ブックオフで古本を買うついでにツタヤで映画などのDVDレンタルといった客の相乗効果が期待でき、それをTカードの存在が後押ししていたと思うのだが、単に提携解消どころか、ここに来てツタヤがブックオフの牙城である中古本販売市場に参入することを表明。現在、中古本を販売するツタヤは数店舗に過ぎないが、CCCは今後3年以内に200店舗まで拡大するとしており激突するのは必至の情勢だ。
 そんななか、本紙に告発があった。
告発して来たのは、ブックオフの元中堅社員で、本紙は実際に当人に会い証言を得ている。
その上で、その旨も告げ、広報担当者に取材申込みしたのに、イキナリ代理人弁護士から、「虚偽の情報に基づく告発」と決めつけ、したがって、その内容を事実として掲載すれば、名誉毀損となるから、貴殿に対し刑事・民事を含めたあらゆる法的措置を取るという高圧的、恫喝と言っていい内容の返事が返って来た。
今日日、こんな態度を取る上場企業はめずらしい。ちなみに、名を連ねているその代理人とはヤメ検弁護士として著明な矢田次男氏らだった。

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