本紙でも既報のように、“振り込め詐欺のドン”ともいわれる大山多賀男被告(48)が、逃亡先のマカオで現地当局に発見され、強制送還されて大阪府警に逮捕されたのは昨年12月29日のこと。
再逮捕され、現在も取り調べが続いている模様だが、この大山被告とタッグを組み、事務所までシェアしていたトンデモ弁護士がいた。
弁護士法人「ユニヴァーサル法律事務所」(東京都新宿区)の森田哲治弁護士(54。東京弁護士会所属)がその人。
ところが、金銭面も大山被告にほとんど面倒を見てもらっていたためか、それとも先を見越して先手を打ってのことか、ともかく1月29日に弁護士法人、個人共に破産申請し、同日、認められた。(冒頭右写真は、事務所跡に貼られたその「告示書」)
なお、弁護士法人といっても、所属弁護士はもう1人だけだった模様。