元公明党委員長の矢野絢也氏と、創価学会といえば、いまや不倶戴天の敵といってもいい関係にある。
何しろ、昨年末には、矢野氏は『乱脈経理 創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント』(講談社)も上梓。これは学会の恥部中の恥部といってもいい脱税疑惑について、当時、池田大作名誉会長の命令で担当になった矢野氏本人が国税局と渡り合った内容を暴露したものなのだから無理もない。
大手マスコミではまだ一切報じられていないが、関係者によれば、去る2月10日、東京地裁で両者が争っていた訴訟4件につき、裁判長の和解勧告を受け入れ、両者は和解をしたという。