アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ダイナシティ、「使途秘匿金」6億円で、改めて注目される資産売却先との関係

 扱いが小さいので気づかない読者もいると思うが、昨日、一部大手マスコミがジャスダック上場の不動産会社「ダイナシティ」(東京都港区)が、東京国税局から約6億円につき、「使途秘匿金」と認定されていたことを報じている。  法人が相手先を秘匿するような支出は違法ないし不当な支出に繋がりやすく、公正な取引を阻害することもあるとして、こうした支出を極力抑制するため、「使途秘匿金」と認定された場合、通常の法人税とは別に、使途秘匿金の支出額の40%相当額を加算した法人税を払わなければならない。  ダイナシティの場合、2005年3月期までの5年間で計7億数千万円の所得隠しがあったとして、修正申告して約8億2400万円支払ったことをこの4月明らかにしていた。しかし、このなかに約6億円の「使途秘匿金」があったことは公表されておらず、今後、追徴課税される見通しだという。  有り体にいえば、ダイナシティは取引で、どうしても支払先を明らかにしたくない相手があったということで、そうなると、以前から囁かれて来た、背後に闇人脈が控えているとの噂が改めて思い出されというのは余りに穿った見方だろうか。  今回、認定された案件ではないと思うが、注目したいダイナシティが所有していた不動産が3つある。  一つは東京都中央区8丁目の物件(記事冒頭写真)。2005年12月、東証1部「東理ホールディングス」に転売されている。  残りの2つは東京都港区六本木3丁目の物件(上写真)。2006年4月、中野区に本社を置くYという不動産会社に2つとも転売されている。  前者物件については、後に企業恐喝未遂で逮捕された警視庁の元名物刑事や、「二信組事件」で懲役3年6月が確定し、ついに収監された“政界の牛若丸”こと山口敏夫元労相(66)も動いていた。  一方、後者物件については転売先として東証1部不動産会社「アーバンコーポレイション」、東証2部不動産会社「菱和ライフクリエイト」の名前も出ていた。 「ダイナシティーがライブドア傘下に入った際、過去の因縁から、闇社会の仲介でホリエモンは抱かされたとの噂が出たが、これは根拠のない話ではない。確かに、ライフドアが設立間もないころ資金ショートしかけ、K氏の仲介でG組と縁の深い街金O社から借りていた。気にかかるのは、アーバンもK氏と親しいし、実際に購入したY社も過去O社の世話になっている事実。偶然とは思えない」(関係者)   現在、ダイナシティはライブドアグループとの資本・業務提携を解消。東証1部の企業向け通信料金一括請求サービス最大手「インボイス」グループ入りしているが、当局も今回の「使途秘匿金」の行方につき強い関心を持っているのは間違いない。…

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