アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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鹿児島県産“事故うなぎ”の中国産偽装疑惑

 「事実は小説より奇なり」ということわざがあるが、それを地で行くような重大疑惑が、うなぎの特産地である鹿児島県で浮上している。
うなぎの産地偽装と聞いても、昨今、驚かれないかも知れない。だが、今回浮上している疑惑は「中国産のうなぎを国産」、または「養殖うなぎを天然もの」などと偽っているわけではない。
「鹿児島県産(の養殖うなぎ)を、中国産」と偽っているというのだ。
これだけ聞いたら、読者は「そんなバカな!?」と思われるだろう。わざわざ価格を安く見せてどうするのかと……。
確かに、その偽装疑惑うなぎが“普通”のものならその通りだろう。だが、中国産に化けているとされるのは、実は“事故うなぎ”だからだ。
(冒頭写真=スーパーで疑惑のうなぎが、このように「特ダネ」表示でいまも堂々と売られている)

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