アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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“氏家派粛清人事”でも留任した「日テレ」の“女帝”

 本紙でも既報のように、今年3月28日、20年近くも「日本テレビ放送網」の社長を務め、その後も会長として同社を牛耳っていた氏家齋一郎氏(冒頭右写真。享年84歳)が死去した。
それから約3カ月……。7月1日付で発令された日テレの人事は、1200名近くの社員の約半分が異動するという前代未聞の大規模なもので、氏家氏が亡くなったことを受けてそうなったと見るのが妥当だろう。
それだけに、氏家氏の寵愛を受けた者と、氏家氏に疎まれた者の人事がどうなるかが関係者の大きな関心事になっていた。
注目の社長には、大久保好男取締役(編成担当)が就いた。1年前、読売新聞(政治部長→執行役員メディア戦略局局長→取締役)から天下っており、社長就任は既定路線だったようだ。ただし、全体把握をして2年後を想定していたところ、氏家氏の死で1年前倒しになったということであるようだ。
氏家氏が社長に指名したとされる細川知正氏は会長に退いた。
さて、もっとも注目されていたのは執行役員で、情報エンタテインメント局長を務める城朋子氏(冒頭左写真)の人事だった。

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