アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<主張>認識不足甚だしい、櫻井よしこ氏の「医学部新設」応援コラム

 本紙は以前から、櫻井よしこ氏をジャーナリストして評価していない。本紙はジャーナリストはまず基本として「反権力」で、社会的弱者の声に一番に耳を傾けるべきと思っているが、彼女の場合は第一は権力側という傾向が強いからだ。
その典型例が、つい最近も沖縄の米軍基地移設を巡る論議で見られた。
5月19日、沖縄で開催された保守系の「祖国復帰41周年記念式典」で、櫻井氏は普天間米軍基地の移設を辺野古ではなく「県外」へと唱える沖縄主要2県紙「琉球新報」「沖縄タイムス」をまず「後ろ向きで反本土、反日本」と批判。そして沖縄県人に向け、「沖縄の方々が日本人であるからには、日本国民として行動する心を持って欲しい」と呼び掛けたという。
 正直、この櫻井氏の発言について知った際、一瞬ながら、血が逆流するのを感じた。
沖縄は1879年まで「琉球」という独立国だったのだ。そのため、琉球人は本土人から差別され、本土人以上に日本人になろうと皇民化教育を受け入れ、その挙げ句、本土の「捨て石」にされた。41年前、米占領下から日本へ復帰した際の心情も複雑なものがあったはずだ。
そうした沖縄の一般人の心情に少しでも思い至れば、「日本人であるからには」なんて強要するような言葉は吐けまい。要するに、甚だしく認識不足ということだ。
その認識不足の例は、櫻井氏が連載している『週刊新潮』コラム(5月2・9日号=上写真)でも見られた。
「東北に医学部新設を!」という内容の記事のことだ。

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