アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「全日本同和会」東京都連合会の「別れさせ屋」広告掲載に批判の声

 保守系同和団体の「全日本同和会」東京都連合会(東京都中央区。平地正富会長)の機関誌「あけぼの」に掲載された広告が、一部の良識派関係者から顰蹙を買っているという。
本紙が掲載を確認したのは、「あけぼの」(隔月)の今年1月10日、3月10日号の2回。問題とされる広告主は「スタイル」(東京都豊島区。下左写真=入居ビル。ただし今年3月20日に社名変更)なる探偵会社。
そもそも、社会的地位や職業における差別意識を持った者からの結婚時における調査も請け負う探偵会社は、同和団体にとって敵ともいえる関係にあると思われるが、スタイルとの関係はそんなレベルに止まらない。
スタイルは以前から「別れさせ工作」を売りにしている上、元調査員が「別れさせ屋」を担当した相手女性を絞殺する事件まで発生(元調査員は懲役15年が確定し服役中)、同社自身も遺族から「公序良俗に反する別れさせ工作により人生を狂わされた」旨で提訴され(「北海道新聞」10年5月7日記事=冒頭写真)、和解している。それにも拘わらず、いま現在も別れさせ工作を最大の売りにし、ネット上でもPRしている(横右写真)ところなのだから無理もない。

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