7月25日、原発を狙ったテロなど、核に関するセキュリティー対策強化を話し合う、国の原子力委員会の専門部会が開催され、同委員会は報告書の素案をまとめた。
それによれば、4項目が設けられ、
(1)原発へのテロ、原発の核物質の盗難に備え、防護措置を強化する。
(2)不審者の侵入を禁止する。
(3)より実践的な訓練強化。
(4)緊急時における政府内の役割分担の明確化。
今年9月までに報告書をまとめ、政府や電力会社に提言するという(冒頭写真は25日のNHKのニュース映像)。
本紙・山岡は去る6月、原発作業員の証言通り、その気になれば本当にテロリストは容易に福島第一原発に潜入できるかどうか、代わりに試みたところ、原子炉建屋の約50M手前まで行けたことを、4回に渡り本紙で報告している。(横写真)。