韓流ブームに反発の声が起き、フジテレビが矢面に立たされた(下写真)のは2011年夏のことだった。その1年後、今度は韓国大統領初の上陸で竹島問題がヒートアップしたからか、昨年末の「紅白」には前年の3組(東方神起、KARA、少女時代)から韓流はゼロに。
そんななか、この4月22日深夜から始まった、新番組『パフォーマンスA』(=冒頭写真。TBS系)が話題になっている。
この番組、「吉本興業」が製作し、少女時代、BOAなどの韓流スターが所属する韓国の大手芸能事務所にしてレコード会社「SMエンターテインメント」が製作協力し、アジアから世界に羽ばたくスターを発掘しようというオーディション番組。要するに、韓国とわが国の大手事務所がガッチリ手を結んだわけだ。
衛星放送「吉本東風」チャンネル(本社・香港)を通じて、アジア全域、北米・ヨーロッパの一部併せ約2000万世帯にも同番組は流れるという。