先日、ついに事件化した「安愚楽牧場」(栃木県那須塩原市。11年12月に破産。負債総額約4300億円)に、意外や、六本木クラブ人脈が関わっていることを報じた。
あの六本木撲殺事件現場となったクラブ「フラワー」(閉鎖)と同じロアビルに入居している別のクラブ「バニティ レストラン トウキョウ」のオーナーが、安愚楽牧場の子会社「安愚楽の里」の代表に就任。それは安愚楽牧場の破たん直前のことであり、安愚楽牧場が所有(土地。建物は安愚楽の里)、安愚楽の里が経営していた稼ぎ頭の高級ホテル「ホテル フロラシオン那須」(冒頭写真)は、安愚楽牧場が破産開始決定を受けるわずか4日前、別会社に事業譲渡されており、この件にバニティのオーナーらも何らかの関与をし、甘い蜜を吸っていた疑惑があるのだ。
しかも、本紙が得た情報によれば、彼ら六本木クラブ人脈の関与はそれだけに止まらないようだ。