アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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週刊誌でも取り上げられた、「婚活サイト」悪用マンション販売会社の実名と手口詳報

『週刊新潮』(6月6日号記事=冒頭写真)が、マンション販売悪徳会社の手口を取り上げている。
社員が既存の「婚活サイト」に登録。
ローン審査が通り易い、公務員、教員など手堅い職種の30歳以上、年収500万円以上の者を“交際希望者”として「婚活サイト」に選んでもらい、時に枕営業までかけ、「2人の将来のために資産として」などと称し、1500?2500万円の投資用ワンルームマンションを買わせ、30年以上のローンを組ませる。
販売したら、もう相手は用済みだから、いろんな理屈を付けて連絡を断つ。
購入させたマンションには、賃借人を付けるから、月々のローンと家賃収入の差額はマイナス数万円なのがミソ。しかし、対象マンションは都心部といっても田舎の売れ残りだし、年月経過と共に家賃を下げざるを得ず、やがて月々の負担は大きなものに。結婚できなかった心の痛手と共に、大きな借金を負うことになるという。
何とも悪質な商法だが、この会社の場合、デベロッパーからの取り分はマンション販売価格の2?3割。09年ごろから販売を始め、一昨年は300件以上販売しているというから、1件700万円とすると×300=21億円ナリ。営業マンは歩合制で1件50万円ほどもらえるそうだ。
もっとも、残念ながら『週刊新潮』のこの記事、この悪徳会社につき、「都内中央区」とのみ述べ、なぜか実名を伏せている。いったい、どこなのか!?

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