本紙は10年、3度に渡り、「NTT東日本」の光ファイバー回線の販売代行などを行っていた会社の疑惑を取り上げている。
いうまでもないが、「NTT東日本」の親会社は国内通信のガリバー「日本電信電話」(9432。東京都千代田区)。同社はいまも財務大臣が32・6%の株式を握る極めて公的企業だ。
大変な数の代理店があるだろうから、いちいち信用などのチェックは難しいかも知れない。だが、取り扱っているフレッツ光などの商品には重大な個人情報も含まれており、事実なら、その悪影響は他の企業のケースと比べ極めて大きいだけに、事は重大だ。