本日早朝、講談社のWEBメディア「現代ビジネス」が衝撃的な記事を配信(筆者は時任兼作氏)。ヤフーニュースなどとも連動していることもありたちまち永田町関係者の間でも話題になっている。 「東レ」社長に、あろうことか、安倍内閣を内閣府副大臣として支える秋元司代議士(冒頭写真)が、闇金会社の代理で取立ての電話をしたとされる疑惑ーー本紙では詳細を報じているが、この案件で、警視庁捜査2課はすでに捜査を開始しており(弁護士法違反、貸金業法違反容疑)、秋元氏が所属する派閥ボスの二階俊博自民党幹事長、安倍首相も「了承している」という。もちろん、取立て依頼をしたとされる会社側もターゲットであることはいうまでもない。 警視庁が国会議員をターゲットにするのは、「オレンジ共済事件」の友部達夫参議院議員(故人。97年1月逮捕。詐欺で実刑に)以来。 以下、本紙既報の関連記事を改めて紹介しておく。 「東レ」水処理装置粉飾決算疑惑の闇(2)(2019.5.04) 「東レ」水処理装置粉飾決算疑惑の闇(1)(2019.5.02) 「東レ」社長に闇金1億2000万円取り立て圧力をかけた代議士の仲間の正体(2)(2019.4.19) 「東レ」社長に闇金1億2000万円取り立て圧力をかけた代議士の仲間の正体(2019.4.17) 「東レ」、元部長架空売上げ不正の闇ーー反社会勢力も関与で(2019.2.26) 秋元司副大臣の保育事業助成金絡み疑惑相手=塩田こと川崎氏の経歴詐称疑惑(2019.5.29)…