アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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防衛省A級競争入札業者「山田洋行」と三井住友銀行との只ならぬ関係(実例1)

 連載を続けている、内紛を機に数々の怪しげな動きや疑問点などが浮上している防衛省A級入札業者「山田洋行」(本社・東京都港区)だが、いよいよ本題の一つである三井住友銀行との只ならぬ関係を見ていこう。
今回は東京は渋谷区渋谷2丁目にある山田洋行グループの一社「弥生不動産」が所有していたビル(右写真。黄色線で囲んだビル)を巡る取引から。
弥生不動産が山田洋行の実に95%もの株主であることは、以前述べた通りだ。 このビル、JR渋谷駅にもほど近い南青山通り沿いという超一等地にある。地下1階地上9階建て。約12年前、山田洋行グループが建てたものだ。
そして、このビルには合計75億5000万円の根抵当権が三井住友銀行によって設定されていた。

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