本書の著者・生田哲氏は、本紙では抗うつ剤やタミフルの副作用について指摘してもらうなど、本当に読者の立場からの視点で解説してくれる数少ない専門家だ(薬学博士。元米国イリノイ工科大学助教授)。
その生田氏が絶対にリバウンドしないと、タイトルにつけたダイエット本を出したのだ。しかも自身、実践し、すでに効果を確認済というのだから、注目しないわけにはいくまい。
生田氏は流行に流されがちな市販のダイエット本、過去40年間に発表されたダイエット関連の医学論文、学術論文を徹底的に調査した結果、「やせるための原理」は4つあることに気づいたという。