今回凶行の犯人が広域暴力団・山口組系「水心会」(本部・長崎市)幹部によると知って、本紙は「ハッ」とした。
つい先日、本紙はこの組のことを調べたばかりだったからだ。
この4月5日、本紙は“「安晋会」の仕切り役の報復? 『週刊ポスト』疑惑報道で注目されるある暴力団幹部逮捕事件”なるタイトル記事を報じている。 そのなかで「水心会」の名前を挙げただけでなく、今年1月31日、警視庁捜査員が長崎まで出向いて、別の幹部を銃刀法違反で逮捕したことを記している。
この幹部は拳銃3丁、実弾27発を所有しており、この関連の銃が犯行に使われた可能性もあると思ったからだ。
実際、さる警視庁筋はこう明かす。
(写真=「毎日新聞」4月18日夕刊)