アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「119番しても助からない! 救急車“タライ回し地獄”の戦慄実態」(『週刊大衆』4月2日発売号)

 救急車で病院に急行しようにも、救急指定病院で次々と受け入れ拒否され、重大な病気の場合、生命の危険までさらされるケースが近年、増えているようだ。
だが、これは決して医者の怠慢によるものではない。わが国の医療政策が破綻しており、結果、救急病院の医者の数、小児科や産婦人科など手間やリスクが多い専門医のなり手が不足しているからなのだ。
週刊誌故、センセーショナルな実例にだけ目を奪われがちだが、この記事はその点を指摘している。
冒頭の2つの新聞記事(右=『毎日新聞』4月3日。左=『日経新聞』4月5日)を見比べると、医療分野にもファンドを導入することで、こうした医師不足も解消すると錯覚しそうだが、これはとんでもない誤り。コスト削減の名目の下、儲けの薄い治療は敬遠され、医療費を負担できないような者は相手にされなくなるに決まっている。
(以下に、記事転載)

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