アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>秋元司副大臣の答弁に重大な疑念~塩田氏とWINカンパニーがパーティー券大量購入の証拠を入手(データ・マックス)

 大手マスコミはいまのところまったく取り上げていないが、ヘタをしたら安倍内閣を揺るがしかねない新たな疑惑が出ている。 本紙では今年5月に入って「東レ」(3402。東証1部。東京都中央区)の水処理装置粉飾決算疑惑について2度に渡り報じているが、その関連で登場する、反社側の代理であろうことか東レ社長に闇金の取立て電話をした疑惑を報じた(『週刊文春』が最初に実名報道)秋元司代議士(47)に関してだ。こちらはあくまで安倍内閣を支える1人の自民党中堅代議士(当選3回。二階派)という位置づけだった。 だが、福岡の企業情報会社「データ・マックス」が出しているWEBビジネスニュースで5月15日から開始されすでに9回に及ぶこの秋元代議士の疑惑は、安倍内閣が目玉政策として打ち出している保育事業について助成金申請詐欺疑惑さえある「WINカンパニー」(福岡市)のために、内閣府副大臣としてまさに同事業の責任者である秋元代議士が何らかの便宜を図り、その見返りに大量のパー券を購入してもらっていたのではないかという重大疑惑なのだ。  しかも、本紙でも既報のように、そのWINカンパニーの代表・川崎大資氏(旧名・塩田大介氏)は脱税、競売妨害で服役し、反社会勢力との関係も指摘されるような人物だ。 この件、すでに5月23日の参議院厚生労働委員会で立憲民主党の石橋通宏参議院議員が質問。秋元代議士はかつて川崎こと塩田氏とつき合いがあったことは認め、見返りにパー券を購入してもらったことは否定するも、秘書が川崎こと塩田氏やその関係者に会った可能性はないとはいえないので調べ、報告するとしている(冒頭写真=国会で答弁する秋元代議士)。 一方、データ・マックスの調査報道により、WINカンパニーは自社で保育事業をやるだけでなく、企業主導型保育事業のコンサルもやっているが、同社に仲介してもらうと企業側では申請しても通らなかった助成金認可が下りたとの証言、その申請書類の偽造の証拠などが上がっている。また、代理人弁護士は川崎=塩田氏(上写真。52)であること、印鑑偽造などにつき認めたという。 今後、国会を賑わす可能性がある。 なお、本紙の過去記事では、秋元代議士がこの川崎氏こと塩田氏の結婚式(07年)に出たことを報じている。…

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