いつの間にか終息してしまった感のある、本紙がいち早く報じた小沢一郎民主党代表の事務所費を巡る疑惑――本紙は新たな疑惑を見つけた。
冒頭に掲げたのは、小沢代表の資金管理団体「陸山会」が所有する東京・元赤坂の物件の入居するビル(左写真)と、その閉鎖謄本(右写真)。
記載のように、この部屋の所有者は、小沢代表のかつての親分・金丸信元副総理(故人)と懇意だった「東北の小佐野(賢治)」とも呼ばれた政商、福島交通グループを率いていた小針暦二氏(故人)だったのだ。
これは単なる偶然なのか。
というのは、小沢代表への所有権移転は「売買」ではなく「委任の終了」となっているからだ。
「委任の終了」というのは、あの武富士が京都駅前の地上げを行った時に使った手法で、不動産所得税などが免除されるなどひじょうに節税になり得る。それ以上に注目されるのは、
(以下に「怪文書」=3枚を転載)