アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>求人票に見る警視庁天下りの実態(4)「公社・役所」

 さて、今回は公社(農業関連団体も)、それに役所(官庁も)を取り上げる。
これまで同様、天下りの実態を写真週刊誌『フラッシュ』(4月29日号。冒頭写真)でレポートしたジャーナリスト・寺澤有氏(下写真)に話を聞いた。
ーー公社は主に何のために警察天下りを受け入れているのでしょうか。
「はっきりしないところも多いですが、例えば、東京都住宅供給公社が答えているように、『問題行動、迷惑行為対応』ということのようですね」
ーーしかし、本来、役所と住民、また住民間のトラブルは話し合いで解決するのが基本でしょう。
「そうなんですが、警察OBが乗り出し、強権的に収束させるのが楽と言うことでしょうか。でも結局、こうした解決ではトラブルの根は残り、さらに大きなトラブルを起こしかねないのですが」

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