アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>求人票に見る警視庁天下りの実態(3)「ギャンブル業、警察職員団体」

 

 さて、今回は競馬、競輪、競艇、パチンコといったギャンブル業界、それに警察職員団体を取り上げる。
これまで同様、天下りの実態を写真週刊誌『フラッシュ』(4月29日号。冒頭写真)でレポートしたジャーナリスト・寺澤有氏(下写真)に話を聞いた。
 まず、ギャンブル業界から。
――ギャンブル業界と言えば、暴力団が仕切っているというイメージがありますが。
「確かにそうですが、しかし政府や自治体がやれば合法になる。そして実際に仕切っているのは警察です。
なかでも競馬、競輪、競艇という公営ギャンブルと違い、出玉を換金するパチンコの行為はそもそも違法なものです。ところが、取り締まり機関である警察がパチンコメーカー、パチンコホール、それぞれの組合、換金業者(天下りリストにある東京商業流通協同組合と東京ユニオンサーキュレーションは一心同体【前者が設立した株式会社が後者】で、換金業者です)へ多数天下りし、その代わりに取り締まりを行わないことで成り立っています」

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