アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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『フライデー』訴訟相手の弘道会「共生者」は逮捕4回

 報告がすっかり遅くなってしまったが、9月8日、名古屋地検は、名古屋市の風俗店グループ、通称「ブルーグループ」の実質経営者・佐藤義徳被告(54)を傷害罪で名古屋地検に起訴した。
佐藤被告が1回目の逮捕をされたのは今年4月28日。指定暴力団・山口組の最大組織「弘道会」(名古屋市)の№2、若頭の竹内照明被告と共に詐欺罪でだった。
その後、立て続けに計4回の逮捕、起訴となっている(竹内被告の方は3回)。
本紙は昨年半ば、写真週刊誌『フライデー』が、名古屋市内の広大な自宅建設予定地(冒頭右写真=10年6月18日号より)につき、山口組6代目・司忍組長の私邸になるのではないかと報じたところ、まったく関係ないとしてその土地所有者が講談社側を提訴した件を2度に渡り取り上げている。
その際、S氏と匿名に止めていたが、それはこの佐藤被告のことだったのだ。(冒頭左写真は訴状)
もっとも、佐藤被告らの逮捕は新聞においてはほとんど名古屋版でしか報じてなかったこともあり、報告がすっかり遅くなってしまった。愛知県警は名古屋市内の繁華街などで風俗店を大々的に営む佐藤被告を弘道会の「共生者」と見ており、今後、資金提供の事実も追及して行くようだ。

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