アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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東京地検による「西松建設」強制捜索で浮かび上がる政治家と注目案件

 6月5日、全国紙は一斉に、東証1部上場の準大手ゼネコン「西松建設」(本社・東京都港区)の本社などに対し、東京地検特捜部が強制捜索を行ったと報じた。
総合すると、捜索は4日に行われ、容疑は外為法違反。
海外で請け負った工事で、工事費を実際より高く見せて裏金を作り、その約1億円を社員が数回に分けて国内に持ち込んだというもの。外為法では、国外から100万円を超える現金を持ち込む際、税関への届け出が義務づけられており、それに違反した疑い。
もっとも、東京地検特捜部が乗り出し、準大手ゼネコンを強制捜索したのだ。当然、その裏金が政治家に渡った件では、との観測が出て来ても当然だ。しかもこの時期と言うことで、実際、ある政治家に関して、あの案件絡みではといった情報が出ているのだ。(上写真=沖縄の嘉手納基地)

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