本紙でも既報のように、一連の防衛省疑惑につき、秋山直紀「日米平和・文化交流協会」専務理事の証人喚問が6月12日に決定していたのだが、延期になった。 現在、国会では「後期高齢者医療制度」をどうするかが最大懸案となっているが、自民党側が民主党側に対し、今国会でのこの“解決”を優先する代わりに、秋山氏の証人喚問を延期(今国会ではやらない)を要求。これを民主党側が飲んだ結果だという。 自民党は秋山氏個人などどうなってもいいだろうが、秋山氏に火が付くと久間章生元防衛相始め、多くの自民党政治家、防衛省官僚にも飛び火することを恐れ、結局、条件闘争で蓋をしようということなのか。…