ついに、この間の防衛商社「山田洋行」疑惑の最大のキーマンである秋山直紀(横写真)「日米平和・文化交流協会」専務理事の証人喚問が決まったとの情報が関係者から入って来た。
5月22日、宮崎元伸山田洋行元専務(転じて、ライバルの防衛商社「日本ミライズ」社長に。守屋武昌前事務次官への贈賄容疑などで公判中)の証人喚問が参院外交防衛委員会で行われ(横写真=「毎日」5月23日)、この席では久間章生元防衛相が山田洋行側に立った発言をして宮崎被告にフレッシャーをかけたこと、秋山氏へ「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」を通じて資金提供していた事実などが明らかにされた。
こうしたなか、秋山氏等の疑惑はさらに深まったとして、野党側は23日以降、国会内で幹事長・書記局長会談を開き、久間氏と秋山氏に対する同委員会での証人喚問を要求していたが、ついにこれに与党側も折れたということだ。