本紙既報の、9月8日発売の『週刊文春』で人気女性ボーカル・ダンスグループ「SPEED」のメンバーであり、ソロでの歌手・女優業も行っている上原多香子(冒頭写真)につき、塩田大介氏の「迎賓館」に集い、いかにも「黒い芸能人」だと名指しした件で、上原はすでに名誉を傷つけられたとして提訴、また、告訴状も出しているが、その内容が見えて来たので追加報告しておく。
まずは民事提訴の方から。
上原個人が名誉毀損による損害賠償などを求め、東京地裁に提訴したのは9月15日。請求額は3000万円。被告は『週刊文春』を発行している「文藝春秋」(東京都千代田区)と、『週刊文春』の発行人である島田真編集長。
上原は金銭だけでなく、『週刊文春』はむろん、全国紙や「沖縄タイムス」、「琉球新報」の地方紙などへの謝罪広告掲載も求めている。
「沖縄県の2地元紙への掲載も求めたのは、上原は沖縄出身で、しかもいまも地元で暮らす母親や友人が週刊文春の報道を見てショックを受けたから」(関係者)
一方、3000万円という金額に関しては、「塩田とは面識すらないし、『迎賓館』に行ったのも日テレの番組の指示で1度のみ。それを『集う』なとと記し、いかにも交際があるように報じたのは悪質かつ明確な虚偽。その悔しさ、自分の築いて来た信用が失墜するかもしれないという恐怖感などから夜も眠れないほどになった。