アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「絵画詐欺」報道で、暴力団幹部が警視庁、大手マスコミに抗議

 警視庁組織犯罪対策4課は1月10日、「絵画詐欺」をしたとして、山口組系後藤組幹部等7名を組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で逮捕した(写真=『日経新聞』10日夕刊)。 被害総額約4億円の内、約1億3000万円が組側に流れている疑いがあるという。 この警視庁記者クラブ発表を受け、大手マスコミは昨日夕刊やニュース番組で報道したが、これに対し、後藤組系3次団体幹部が警視庁や大手マスコミに異例ともいえる抗議を行っていることが関係者の話でわかった。 関係者の話を総合すると、後藤組系幹部の言い分は、主犯とされる同組幹部は破門されており、今回容疑はそれ以降の犯行なので「現役幹部」ではない。したがって、組織的詐欺も成立しないといいたいようだ。 そこで大手マスコミに対しては、その破門状まで示し、「元幹部」との訂正記事を出すように要求しているという。 「読売新聞、毎日新聞などは3次団体名まで報道していることから、3次団体幹部が直々に本社を訪ねて抗議しているようです。また、警視庁に対しても破門状をFAXしています」 だが、これに対して4課側は定例会見で、「指摘の幹部は2004年3月に破門しているが、その後も組の名刺を切っていることを確認している。昨年11月8日に再破門しているが、11月上旬に今回容疑の件で強制捜索しており、再破門は組織絡みであることを隠蔽するためにやったのではないか」旨、話したそうだ。 これに対し、別の関係者からは、 「指摘の3次団体組長は菱和ライフの事件で後藤忠政組長が逮捕された後、実質、同組を仕切っている。後藤組長は一貫して容疑を否認しており、また殺人事件の方の捜査はひじょうに難航している。そのため、今回逮捕で圧力をかける思惑もあるのは間違いない」と漏らすのだが……。…

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