アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「骨抜きにされる『政府系金融』改革―ー官僚になめ切られる安倍」(『選択』07年1月号)

 会員制総合情報誌『選択』に驚くべき記事が出ていた。
本紙でも度々その問題点を指摘して来た国際協力銀行(JBIC)は、紆余曲折はあったものの、独立金融機関でなくなることが決定したはずだ。ところが昨年12月、財務省の方から、「法人格を与えたい(新政府系金融機関の子会社として)」との声が聞こえてきて、元金融相の伊藤達也代議士は激怒したというのだ。
幸い、この件は、中川秀直幹事長も「とんでもない!」と伊藤代議士に同調し、白紙になったというのだが、この動きの狙いは、「現在も篠沢恭助事務次官(右写真)がトップに天下っているように、財務省の天下り先として最高級の旨みがあるからだ」と断じている。

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