本紙は8月19日、「あの宮内氏の近況」なるタイトルで、近く実刑判決が濃厚な、あのライブドア元財務担当取締役・宮内亮治被告(横写真)が、あるジャスダック上場企業に資金注入しようとしていると報じたが、それは中小企業へ固定電話回線を再販などしている「フリード」(東京都品川区)のことだ。
同社は債務超過の上、上場基準に当たる時価総額5億円を切っており、資金注入をアピールでもしないとこの11月を持って上場取り消しになる可能性もある。
「継続企業に疑義注記」となっており、こうした厳しい状況のなか、社長ら主な役員がこの融資話に飛びついたようだ。