アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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出資金巡り重大トラブルを起こしていた、「昭和ゴム」を傘下に治めた投資ファンドAPF

 投資ファンド「APF」(本社・タイ国バンコク)は、金メダルなら1億円のボーナスを出すと広言していたが、スポンサーしている為末大選手(400M障害)は予選で早々に姿を消した(写真=「毎日」8月16日記事)のはご存じの通り。
そのAPF、東証2部「昭和ゴム」(本社・千葉県柏市)を子会社「明日香野ホールディングス」を通じて実質、傘下に治めているのは本紙読者ならご承知だろう。
ところが、そのAPF会長が詐欺罪で東京地検に告訴されたのは本紙でも既報の通りだが、他にも出資金を巡るトラブルが起きていたことがわかった(以下に、その「出資申込書」、「内容証明郵便」文書転載)。
先の告訴のトラブルがあったのは2006年5月のことだが、こちらは同年1月。告訴分のトラブルを巡る金額は4億2000万円とされるが、今回判明した分は5億6000万円とさらに巨額だ。
(上写真=APF株主でもある久間章生元防衛相)

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