本紙で2月3日の第一弾記事を皮切りに3度報じている、実質、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に対抗する日本人民兵組織といっていい「国防団結同士会」のメンバーが、少なくともシラクでの、さらにはイラクのティクリート奪還の戦闘にも参加していたとの証言を、本紙は同メンバーから得た。
これが事実なら、今後、国際問題に発展してもおかしくないし、またわが国の安全保障を巡る論議にも影響を与えることは必至で、嫌でも注目しないわけにはいかない。
2月22日、トルコは軍事作戦を展開し、シリア北部にあるトルコの飛び地、「スレイマン・シャーの墓」(冒頭写真)を警護していたトルコ兵士約40名を救出すると共に関連遺品などを奪還した。