約3000億円が闇社会に流れたとして、戦後最大の経済事件ともいわれたイトマン事件ーーその主役とされ、別件の詐欺事件と合わせ13年半の実刑を打たれ、韓国で服役中の許永中(冒頭写真。66)が来週にも出所することが関係者の証言などからわかった。
在日2世(韓国籍)で、日本でずっと育ち、仕事をしていた許は、出所後、日本で再び生活することを望んでいるという。また、後述する理由からも、そうなれば、わが国社会に及ぼす影響は少なくなく、いろんな意味でまた脚光を浴びるのは間違いないだろう。
それにしても、なぜ満期まで後1年を残しての出所なのか?
地元・韓国マスコミの関心は高く、数ヶ月前にも出所との報道が一部あったようだ。だが、それはガセだった。今回も、その懸念はないのか?