アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

また普天間移転先に「馬毛島」が浮上した理由

 7月21日の協議は決裂し、政府が沖縄県を提訴することになったが、その直前の18日沖縄県の翁長雄志知事(冒頭写真左人物)が鹿児島県西之表市の「馬毛島」(下写真)を視察したのは大手マスコミ既報の通り。
その際、この無人島の99%を所有する「タストン・エアポート」(旧・馬毛島開発。東京都世田谷区)の立石勲氏(冒頭写真右)は、翁長知事に「米軍基地としては十二分にやっていける」と説明したという。
種子島の西約12キロにあるこの島、本紙でも既報のように、過去、辺野古の代わりとしても、また米国厚木基地の空母艦載機の離着陸訓練基地としても名前が上がったこともあった。
それにしてもなぜ、この時期、翁長知事は馬毛島を視察したのか?
地元関係者は、政府が辺野古移転が唯一の解決策とするなか、他にもあり得ると問題提起したかったと見る。
もっとも、鹿児島県の地元市民団体関係者、西之表市も、翁長知事が視察前にあいさつをしなかっことに対し強く反発しているという。だが、沖縄側はそれは「想定内」のことだったと漏らす。

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