9月24日、本紙で反社会勢力との関係を指摘した、大証2部建設設計会社「塩見ホールディングス」(広島市)の株価が、異常な動きを見せた。(冒頭写真=塩見チャート図)
塩見株は8月半ばから100円の大台を割り、9月に入ってからはさらにもう一段下がり50円に近づいていた。もっとも、その間の出来高はせいぜい数十万株に過ぎなかった。
それが9月22日(月)は219万300株、さらに24日(23日は祭日)には全株の3割近い743万300株まで急増。それと並行して同社株は24日の一日だけで一挙に116円まで上がったと思ったら、一転、78円まで下げる(終値84円)というジェットコースターのような動きをした。
そして本日の出来高は約157万株とやや多いものの、株価は前日比?6円と落ち着きを取り戻している。
いったい、これはどういうことなのか。
そこで気になるのが、親会社「SFCG」(約32%)の動向なのだ。