東証1部、中小企業向け保証人付きローンの「SFCG」(旧商工ファンド。本社・東京都中央区。大島健伸会長兼社長=横右写真)の信用不安説が囁かれている。
グレーゾーンの撤廃で利幅が大きく減少したのは消費者金融だけでなく、同社も例外ではない。そこに持って来て、サブプライム問題で同社は大きな影響を受けている。同社は不動産担保融資もやっている上、何より金主の多くを海外銀行に依存しており、なかでも経営難に陥ったリーマンブラザーズ証券(横左写真=「日経」9月14日)、大きな痛手を受けたシティーバンクがお得意様だからだ。
そして、その影響かどうかはともかく、現実にすでにSFCG傘下企業で業務を閉鎖するところが出て来ている。