金融庁が9月27日、反社勢力との取引の存在を知りながら融資を継続し、抜本的な対策を取って来なかったとして業務改善命令を出したことで火が付いた、わが国メガバンク「みずほ銀行」と反社との関係ーーもっとも、この件、とんでもないとはいえ、あくまで融資の契約審査をしたのはグループ傘下の「オリエントコーポレーション」で、みずほ銀自身ではない。(冒頭右写真=「毎日」9月28日記事)
ところが、みずほ銀本体が直に関与し、しかも今回の件が暴力団員などへの融資計230件、総額2億円超に対し、判明しているごく一部と思われ分に限っても、反社勢力側が得た違法利益は10億円は下らないと見られるとんでもない別件があり、しかも当局がすでに内偵を始めていることが関係者の証言などからわかった。
今後、一大事件に発展する可能姓もある。