アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙既報の明治安田生命の不払い訴訟、原告側敗訴、控訴

 すっかり報告が遅くなってしまったが、本紙既報の、注目の「明治安田生命」(本社・東京都千代田区)を被告とする生命保険金の不払いに対する請求訴訟は9月12日に判決があり、裁判所は原告側の請求を一切認めなかった(冒頭写真=「判決文」)。
これに対し、原告は「到底受け入れられない」として控訴した。
本紙がこの裁判に注目したのは、個人であれ、企業であれ、不払いを巡ってトラブルになった場合、生保側の不払い(支払い漏れ)の姿勢が今日、これだけ表面化しているにも拘わらず、訴訟で保険加入者の主張が認められるのは、本紙で大きく報じたソニー生命の件など未だごくごく稀ななか、本訴訟では、加入者側(原告側)には明治安田生命の主張(不利な保険解約をして、再契約したのは、「まとまったお金」=解約返戻金を加入者が欲したから。解約しなければ、保険金は下りていた)を覆すに足ると思われる物証(担当生保レディーとのこの間の経緯に関して問い質す会話を録音したテープ)があったからだ。

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