本紙で2度に渡って報じて来た、沖縄県の大手スーパー「タウンプラザかねひで」(「金秀商事」経営=冒頭右写真は本社)の賞味期限切れ販売問題ーー本紙は、この件と、最年少(34)で大臣(少子化)になった小渕優子代議士(同左写真=「毎日」9月25日)との重大な接点を見つけた。
実は小渕大臣の有力後援者が、この販売に関与していた疑惑が出て来たのだ。
その説明の前に、この問題、やはりたまたまなんてものではなかった。
その後、賞味期限ラベルの張り替えや、賞味期限切れ商品の販売は、金秀商事経営のスーパー約60店舗のほぼすべてで行われており、その数は少なくとも約2700点以上に上ることが明らかになったのだ。
ここに至り、ついに「琉球新報」だけでなく、地元2大紙の一方で沈黙していた「沖縄タイムス」、「琉球放送」などの民放も報じ始めた。
「県民から、“なぜ、この重大な問題をお宅は報じないんだ!”と沖縄タイムズなどにジャンジャン抗議の電話がかかったらしいよ。そこに持って来て、単なるミスではなく、組織的に賞味期限切れ商品をラベルを貼り替えるなどして売っていた実態が浮上して来たんだから。さすがに県最大の『金秀建設』をグループに持つ金秀グループのスーパーといえど、もう庇いきれなくなったということだ」(地元事情通)
県は週明けの6日に緊急会議を開き、行政指導を検討するとしている。
さて、それにしても、小渕大臣との接点とはどういうことか。