アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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民事再生を申請した「ランドコム」社長の知られざる過去

 9月29日、東証2部上場の不動産関連会社「ランドコム」(本社・神奈川県横浜市)が民事再生を申請、同社は10月30日付で上場廃止になる。
また上場不動産関連会社が逝ったわけだが、実は同社創業者兼社長だった青木俊実氏(冒頭写真)には触れられたくない過去がある。もっとも、「有価証券報告書」の青木氏の経歴を見ると、その社名は載っているから、対警察人脈ということでは逆に自慢したかったのかも知れないが……。
 上に掲げたのは、本紙・山岡が書いた記事の表紙。休刊した『噂の真相』の1997年6月号(7頁分)。
このタイトルに出ている「広域暴力団絡みの問題企業」とは、青木氏の経歴に1991年6月、青木氏自身が設立したと記されている「公共ネットワーク機構」(東京都千代田区。約3年後には休眠に)なる株式会社を指す。
もっとも、同社の会長には記事タイトル、写真のようにわが国警察のトップ、山本鎮彦元警察庁長官を戴いていた。
だが、問題は同社の株の大半を所有し、取締役の地位ながら、実質、同社のスポンサーとして最大の権限を持っていた人物だった。

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