アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

当局も注目――「グローバルアジアホールディングス」の第三者割当増資引受先の背後

 ついに「石山Gateway Holdings」(7708。JQ)が弾け、“危ない上場企業”のなかで“ポスト石山”では、と注目を浴びている「グローバルアジアホールディングス」(3587。JQ。旧プリンシバル・コーポレーション)――。(冒頭写真=『FACTA』5月号記事。籾井勝人NHK会長も社外取締役に就いていたことが……)
そんななか、明日が払込期日のグローバルアジアの約1億円の第三者割当増資引受先について気になる情報が入って来たのでお伝えする。
他でもない、宝石販売などの「ロゼッタホールディングス」(東京都中央区)が一度、中止になったものの、再度、引受先になっている。だが、同社の背後に気になる金主がいると見て当局も関心を寄せているというのだ。
しかも、その金主のところに、現在、菊地博紀・グローバルアジア元副社長が勤めているとの情報もあるのだ。
いうまでもなく、菊地元副社長といえば、当局がターゲットにしている有力候補。そして現中国人経営陣は、当局に睨まれているのは菊地氏を始めとする旧経営陣のせいで、自分たちは無関係との立場。
ところが、現中国人経営陣が何とか経営を立て直すべく行う第三者割当増資引受先の背後に疑惑の菊地元副社長がいるとなれば、自分たちは無関係との言い分は成り立たなくなるのではないか。

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