アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「グローバルアジアホールディングス」についての第三者委員会報告に重大疑義

「グローバルアジアホールディングス」(3587。JQ。東京都港区。旧プリンシバル・コーポレーション)が1月27日、第三者委員会の報告書をIRしたのは本紙でも既報の通り。
そして同社はこれを受け、3月4日には再発防止策をIR。役職員一丸となって信頼回復に努めるとしている。
また、3月4日には約1億円の資金調達のための第三者割当増資をIR(払込期日は3月25日。希薄率は4・3%)。引受手は、宝飾品販売「ロゼッタホールディングス」(東京都中央区)。同社社長はつい最近、昨年7月に2度目の民再申請した「じゅわいよ・くちゅーるマキ」などを運営する「三貴」の社長にも就任している。
こうして資金調達も行い、再生を目指そうとしている姿勢自体を否定するつもりはない。
しかし、信頼回復に努める元になる第三者委員会報告が極めて不正確、それも実際はグローバルアジアの現役員も事実関係を把握しながら、借金について無いと言い張り、実質、借金踏み倒しを容認する内容なら、信頼回復など土台出来るわけもないだろう。
ところが、そのような重大な疑義がこの報告書にあることが、ある貸し手の本紙に対する告白などから明らかになった。

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