アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「第一興商」創業者一族の新たな会社私物化疑惑

 本紙は過去3度、ジャスダック上場、業務用カラオケ大手「第一興商」(東京都品川区)の創業者・保志忠彦元社長を始めとする保志一族(2人の息子も勤務)の疑惑を取り上げた。
忠彦氏はすでに名誉会長に退き、代表権はないのに、未だに第一興商の経営権を牛耳っており、07年5月、忠彦氏の所有していた同社の約22%もの株が2人の息子に生前贈与されたが、その際、贈与税を安く済ませるために意図的に譲渡時期に同社株価を下げたのではないかなど同社株式を巡る疑惑、さらに「ホシ・クリエート」というファミリー企業を第一興商の仕事に咬ませて利益を得る私物化疑惑などだ。
その第3回目記事で、「第一興商の社宅だった物件をホシ社が買い上げ、親族に超低価格で転売した」疑惑もあることを述べておいたが、その詳細が判明したので追加報告する。
(冒頭写真の解説は以下に)

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