アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「麻生太郎を巡る闇『ホテルのバーは安いのか』」(田中みのる。「社会新報」11月12日)

「ホテルのバーは安いところだ」と感想を漏らした麻生首相。むろん、そんなわけがなく、庶民感覚とのズレを露呈したわけだが、大手マスコミの報道だけでは、その感覚のズレが修正しようがないほど乖離していることがわかり辛い。なぜなら、麻生首相のよく利用するバーが会員制、それも最高級クラスであることに触れていないからだ。
確かに、ホテルのバーだって、カクテル1杯1000円で飲めるところもあり、それで麻生首相のいうように“安全”でもある。これだけ聞けば、そう批判することでもないとの声も出て来そうだ。
その点、国立病院との癒着疑惑に続くこの連載では、麻生首相のよく利用する帝国ホテル内の「ゴールデンライオン」(冒頭写真2点とも)という会員制バーの入会金が52万5000円、年会費が12万6000円することをキチンと報じている。これで「安い」という感覚は、明らかに国民不在の政治ゴッコをやっているとしか思えない。

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